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テレビドラマで繰り返し放映されている、人気シリーズ「大奥」を、見たことはありますか?徳川の将軍一人に数人の女たち。女たちが熾烈な争いを繰り広げるのは、容易に想像できますよね。
別記事で「ドロドロドラマのランキング」を書いていたら、「大奥」率がとても高かったので、大奥だけ独立して記事にまとめてみました。
普通の男将軍の大奥と、よしながふみさんの人気漫画原作の、「逆転大奥」の、大きく分けて2種類あるんですよね。私が見たことあるもののみ、順にあらすじと感想を紹介していきます。今回は特別に、「海外の大奥」を題材とした海外ドラマもランクインさせてみました。
日本とは違う怖さを味わいたい方はぜひ(笑)
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他にも多くのドラマランキング記事があるので、ドラマ好きな方は参考にしてくださいね♪
大奥(冨永愛×福士蒼汰)【2023】★★★★★
- こわい度 (4.5 / 5)
歴史学べる度 (5 / 5)
キャスト (5 / 5) - 97/100点
徳川幕府の基盤を築いた3代目将軍家光の時代…赤面疱瘡(あかずらほうそう)という男子の命を奪う感染性の病気が日本国中に蔓延し、男子の数が激減。三代将軍・徳川家光も赤面疱瘡にかかりなくなってしまった。家光の血を引きひっそりと育てられていた娘が将軍職を継ぎ、海外列強に負けない国づくりをするために、その後代々将軍職は女性血縁によって繋げられることとなった。日本中で女性が外に出て働き、国を支える時代となった。そして幕末…
大人気のよしながふみさんの「大奥」を原作にした歴史ドラマです。原作のマンガを読んでいてもついつい「これがフィクションである」ということを忘れて、「史実である」と思えるほどのクオリティの高い内容です。女性蔑視に苦しむ現代と同じ悩みを当時の女性が抱えており、感情移入できたりするんですよね。更に、代々将軍を支える名サポーターのめっちゃ優秀で切れ者の女たちがかっこいい!8代将軍吉宗を支える加納久道とか、10代将軍家治を支える田沼意次とか、13代将軍家定を支える安倍正弘とか、頭のいい女性たちがばんばんと改革を進めていく爽快感が気持ちいいんです!
地味に嬉しかったのは、徳川15代将軍の名前と、その時の社会情勢が難なく頭に入ってくること(笑)。社会の勉強にもなります。
このドラマを見る前は、私は初代家康・3代家光・5代家綱・8代吉宗・14代家茂・15代慶喜くらいしか知りませんでしたが、ばっちり頭に入りましたw
徳川の血縁だからと将軍にならざるを得なかった女性たちが、人生を捧げて国を作っていく姿にひたすら心を打たれるドラマです。個人的には14代将軍の御台所の和宮の活躍に涙が出ました!岸井ゆきのさん、難しい役柄を見事に演じ切ったと拍手を贈りたいです!
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- タイトル:大奥
- 原作:よしながふみ「大奥」
- 放映年:2023年10月~
- 主演役者:冨永愛、福士蒼汰、堀田真由、仲里依紗、山本耕史、仲間由紀恵、松下奈緒、愛希れいか、志田彩良、岸井ゆきの
大奥(小芝風花×亀梨)【2024】★★☆☆☆
- こわい度 (3 / 5)
歴史学べる度 (3.5 / 5)
キャスト (3.5 / 5) - 67/100点
第10代徳川将軍、家治(いえはる)の時代を書いたストーリー。主人公は徳川家治に輿入れした公家のお姫様。わかりやすい大奥の女の争いに始まり、四面楚歌の中で将軍との信頼関係を築いていく御台所の健気さにうたれ、家治の凍り付いた心も解けていきます。時代は田沼意次一色で、大奥にも陰謀が張り巡らされます。
2023年のよしながふみさんの「逆転大奥」の印象が強すぎて、普通の女の争いの大奥に戻ったパターンで「古い…」という率直な感想でした。2023年の大奥では徳川15代の印象がばっちり学べたので、その後に「家治」という「誰だっけ?」キャラの時代でも「ああ、あの時代ね。」とするっと理解することが出来ました。名君と言われた徳川吉宗の孫の家治は、賢明で優秀で御台との仲が良かったという知識アリの状態で見ているもので‥‥ちょっと先が読める感が残念でした。
健気な役割を小芝さんが上手に演じています。対立する大奥の面々も恐ろしい女ばかりで、その点を楽しみたい方は普通に楽しめると思います。
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- タイトル:大奥
- 放映年:2024年1月~
- 主演役者:小芝風花、亀梨和也
大奥~誕生【有功・家光編】★★★★★
- こわい度 (4 / 5)
歴史学べる度 (4 / 5)
キャスト (5 / 5) - 87/100点
逆転大奥といわれる、男女逆転した世の中で、女の将軍家光(多部未華子)に仕える側室・お万(堺雅人)の物語。
時は江戸。世の中には赤面疱瘡という病気が猛威を振るっていた。赤面疱瘡は女はかからず、男のみが羅漢。日本の世から成人男性の数が著しく減っていた。
赤面疱瘡の猛威は将軍家にも及び、時の将軍・徳川家光は赤面疱瘡にかかり死亡。春日の局は、家光の血を引くただ一人の女児である娘(多部未華子)を将軍家光として、男の格好をさせて育てる。
自身の女性としての性も自由も奪われ、ただ将軍家の血をつなぐためだけの存在として生きる意味を亡くしていた家光(多部)の慰み者として、強引に大奥に連れてこられた有功(堺雅人)。孤独の中で苦しむ家光のただ一人の理解者として、やがて有功は大奥で将軍を支えていく覚悟を決めるが、二人の間に子は出来なかった。
将軍家の跡取りを1人でも多く作りたい春日の局は、有功のほかにも次々と大奥に男性を連れてきて、家光に子を産ませようとする…。
最初に設定を聞いたときは「逆転大奥?なにそれ?」とちょっと意味がわからないのですが、設定がものすごくしっかりしすぎていて、逆に「こっちが本当の歴史だったのでは?」なんてうわさが出るくらい。
男性がほとんどいなくなった世の中で、将軍家の血をつなぐための犠牲となった家光の役を多部未華子さんが好演!ものすごい演技力で「なにその設定?」をあっさりとくつがえし、物語の世界に視聴者を引きずり込みます。
「ただ将軍家の血を残すだけの、子を産むためだけの存在」自分の存在意義に悩むも、数ある大名家の子息も次々と赤面疱瘡に蝕まれて男が消えていく世の中。家光の血を色濃く引いた女児の家光(多部)は、有り余る才能を開花し始め、治世を継続させるために女将軍として立ち上がっていくことになります。
わがままで中身のなかった少女時代から、英才を発揮して女将軍として独り立ちするまでを、見事に多部さんが演じてくれて、天下に女将軍の名を馳せるところは震えが来るほどの迫力。
多部さんの演技力ゆえに、「大奥シリーズ」の異端ストーリーではあるものの、堂々とおすすめできます!
よしながふみさんの原作マンガもすごく面白かったよ♪Amazonkindleで読めます。
- 放映年:2012年10月12日~12月14日
- 放送局:TBS
- 主演役者:堺雅人、多部未華子
- 脚本:神山由美子
- 主題歌:MISIA「DEEPNESS」
- 視聴率:8.6%
大奥~華の乱~【2005】★★★★☆
- こわい度 (5 / 5)
歴史学べる度 (3 / 5)
キャスト (5 / 5) - 87/100点
徳川家1番の暗君といわれた5代目将軍徳川綱吉(谷原章介)の時代。御台所(藤原紀香)に子はなく、長屋あがりの側室お伝(小池栄子)は男1女1の2児に恵まれていた。一見和やかに見える大奥にはすでに、憎しみの渦が渦巻いていのだった。
そこに好色家の綱吉は配下の妻やその娘(内山理名)を強引に召し上げ、自分のなぐさみものにする横行を繰り返す。母を殺され夫も殺された安子(内山理名)は将軍綱吉に強い憎しみを持ったまま、大奥に入ることになるが、そこには綱吉を取り巻く御台所や生母、そして側室のお伝が権威を振るっている、恐ろしい場所だった…。
これもこわかった~。
側室のお伝を演じる小池栄子さんが、まず怖い。
なんで眉毛ないの?眉毛ないから怖さが際立ちます。が、小池さんの怖さはわかりやすいジャイアン的怖さ。仲良しの顔をして水面下で次々と悪事を働く御台所の藤原紀香さんが、やっぱり一番怖かった。
このシリーズの大奥総取締りは、歴史上では名高い衛門の介(えもんのすけ)とかいう、高岡早紀さん演じる公家の上位の女性。歴史上では名高いかもしれないけど、演技力の点で、お行儀のいい高岡さんは全然怖くなく、他の怖い系の役者さんたちの影に隠れていました。
このシリーズでは藤原紀香さんの怖さが圧勝です。綱吉ってよく聞く名前だけど、歴史の教科書とかでは「生類哀れみの令」とかでさらっと触れられるのみ。こんなに暗君だとは知りませんでした。ドラマだから脚色してあるだろうけど、実際も死因は不明で闇に葬られたってくらいだから、恨みを買った末に側室に殺されたかも?とか色々推察しちゃいますよね。これ、どう考えても生母の桂生院が大奥の実験握りすぎててバランスおかしくなってるパティーン。
だめね~息子が成人したら、私はあまりかまわずに、別居します。って思うくらい、母が側にい続けるってダメだって思わされたドラマでした。
- 放映年:2005年10月13日~12月22日
- 放送局:フジテレビ
- 主演役者:内山理名
- 脚本:浅野妙子、尾崎将也
- 主題歌:東京事変「修羅場」
- 平均視聴率:15.6%
大奥(菅野美穂×浅野ゆう子)【2003】★★★★☆
- こわい度 (4.5 / 5)
歴史学べる度 (3.5 / 5)
キャスト (5 / 5) - 86/100点
薩摩藩主の娘(菅野美穂)が、13代徳川将軍に輿入れするところから話は始まります。かの有名な篤姫は、政治的理由で望まぬ輿入れを承諾。大奥総取締りの滝山(浅野ゆう子)が権力を振るう大奥で、トイレにまで下女に付き添われ、全く自由のない生活に押し込まれます。
心許せるのは下女(池畠千鶴)だけ…窮屈な大奥の中で篤姫は、自分らしく戦いを始めます。
w主人公として将軍が代替わりして14代将軍にこわれて輿入れしてきた、新たな御台所・皇女和宮(安達祐実)も登場。帝の妹で気位の高い和宮は、江戸の大奥のしきたりになじめずに孤独を感じます。
この世にこんなに怖い女性の戦いがあったんだ…大奥の最初のストーリーは、あの有名な「篤姫」と、その次の将軍に輿入れした「皇女・和宮(かずのみや)」の2大主人公。…と思いきや、大奥に勤める町娘あがりの女中のまる(池畠千鶴)が、2人の御台所(みだいどころ)に使えて「語り」もやるので、ほぼ主役のように話をひっぱっています。
前編後編に別れていて、前編は篤姫×大奥総取り締まりの滝山の壮大なバトル。滝山を演じるのは、浅野ゆう子さん。
当時、日本一怖い女性として名を馳せました。
その後、後編のバトルは安達祐実(和宮)と将軍生母の野際洋子さんのバトル。こちらは単純に「姑と孫世代の嫁の争い」って感じで、前半に比べると迫力にかけました。より怖く、より見ごたえがあったのは菅野美穂VS浅野ゆう子のほうでした。思わずちびっちゃうレベル。
強さランキングは以下のとおり。
- 滝山(浅野夕子)
- 篤姫(菅野美穂)
- 実生院(野際洋子)
- 和宮(安達祐実)
和宮演じる安達祐実さんは素晴らしい名演でした。
心優しい和宮に、一瞬大奥であることを忘れることもしばしば。家茂さんとの仲のよさにも癒されました。が、前編だけの出演で、後編には出てこないだろうと油断していたところに、荒れた大奥を改善すべく、再び大奥総取締りの滝山(浅野夕子)さんが戻ってきたんですよ。実生院(野際洋子)さんも安達祐実さんもガタブル。
将軍までもガタブル。
ついでに敵兵もやっつけられるのでは?ってくらいの威圧感。夢に出そうな怖さでした。
よしながふみさんの「滝山」はイケメンで優しかったのに~( ;∀;)
- 放映年:2003年6月3日~8月19日
- 放送局:フジテレビ
- 主演役者:菅野美穂、池脇千鶴
- 脚本:浅野妙子
- 主題歌:kazami「I Say a Little Prayer」
- 平均視聴率:14.5%
大奥~第一章~(松下由樹)★★★★☆
- こわい度 (4.5 / 5)
歴史学べる度 (3 / 5)
キャスト (5 / 5) - 83/100点
時は、徳川家2大将軍家忠(わたなべいっけい)の時代。家忠の妻は、織田信長の姪である、お江与(高島礼子)。お江与がお世継ぎを産む前に、権勢を振るっていた徳川家康の呼びかけで、時期将軍の乳母として召抱えられたのが、春日の局(松下由紀)であった。
田舎侍に嫁いだふく(松下由紀)は、かつて織田信長に反旗をひるがえした父親の娘として、肩身の狭い生活を送っていた。3人の子供と、夫のみだらな愛人たちとともに暮らす生活は苦しく、ある晩、家に野党が現われたきっかけに、憎いめかけを刺し殺した。
夫に離縁され、家康の召し上げに応募して、見事徳川家光の乳母として雇われたものの、生母お江与には嫌われ、憎まれる日々。お江与の愛情は次男にだけ注がれ、やがて実子の家光でさえうとまれることに。母に愛されない将軍跡継ぎに、乳母として接するも、やがて母のような気持ちが芽生えてきて…。
浅野ゆう子さん並みに怖い方、いました。こっちも怖すぎて怖すぎて、怖いもの見た差で見るドラマですから心臓弱い方は絶対にご遠慮くださいね。
高島礼子VS松下由樹さんの、歴史に残る大バトル。そして、「母と乳母のあまりに壮絶なバトルを幼い頃から見てきたから女嫌いになった」って家光の逸話も有名です。
そりゃそうや…
有名です、が、そんな逸話を歴史に刻むほどのバトルするなよwって話。将軍そっちのけで、「将軍のために」ってやる恐ろしい悪事の数々。家光のために大奥に集められ、閉じ込められた多くの女性たち。ちなみに家光の側室として大奥に無理やり連れてこられたお万(瀬戸朝香)さんは、優しすぎて、怖くなかった笑。
お万の方は、側室から唯一「大奥取り締まり役」になったただ一人のお人です。長い大奥の歴史の中でも伝説の人物。強さランキングはぶっちぎりで松下由樹さんの圧勝。
2位が高島礼子さん。お二人とも、できれば出会いたくないタイプ。
- 放映年:2004年10月7日~12月16日
- 放送局:フジテレビ
- 主演役者:松下由樹
- 脚本:浅野妙子
- 主題歌:サザンオールスターズ「愛と欲望の日々」
- 平均視聴率:17.6%
江~姫たちの戦国~【2011】★★★☆☆
- こわい度 (3.5 / 5)
歴史学べる度 (4 / 5)
キャスト (4.5 / 5) - 77/100点
淀・初・江の3姉妹は、織田信長の妹・市の娘として、戦国時代の権力の波に翻弄される人生を送ります。3姉妹の末っ子の江は、3度の結婚の末に徳川秀忠の妻になります。血を分けた姉の淀とは、天下分け目の戦いで敵対していくこととなり…。
主人公の上野樹里さんののんびりした少女時代から始まりますが、中盤から終盤にかけて、心臓をえぐられるような人生の痛みに耐え続け、強くなっていく女性が描かれています。
大河ドラマは長いから、どうしても「中だるみ期間」があるんですよね…
徳川第3将軍・徳川家光の母として、よく「春日局」の敵対者として描かれますが、主人公として描かれる作品はとても珍しいです。
大奥の創設者の春日局とは違う視点なので、いつもと違った「大奥の闇」が見える作品です。
大奥好きな方は、長いですがボリューム満点で見る価値ありありの名作なので、おすすめです。
- 放映年:2011年
- 放送局:NHK
- 主演役者:上野樹里、宮沢りえ、鈴木保奈美、芦田愛菜
- 脚本:田淵久美子
- 平均視聴率:17.7%
アマプラのNHKオンデマンドは月額900円台でかなり長い時間楽しめます。過去の朝ドラや大河を見放題なのが嬉しいですね。
大奥【2016】★★☆☆☆
前後編の2パターンのドラマ。前編は徳川11代将軍の家斉の時代。50数人の側室と50数人の子供をもうけた例題最多の好色家の家斉。
10代将軍の落とし種であった赤ん坊の頃、汚い寺に預けられ、そこで重労働や養父から陵辱を受けて育ったお美代(沢尻エリカ)は、自分の母がいた大奥へ行くことを望んだ。そして奇妙な色香を花開かせ、将軍の寵愛を受けてからは本性を出し、権勢を振るうようになる。
大奥最凶といわれたお美代の前編。
後編は、同じ家斉の若かりし頃に召し上げた、二人の美女姉妹の物語。姉の梅(沢尻エリカ)はその美貌ゆえに、将軍の寵愛を受ける心優しき女性。妹の失態をかばうためにお梅は…。
あまり怖くなかったです。
エリカさまのドロドロをもうちょっと見られると思ったけど、残念。
前編は大奥で史上最悪の側室役。
後編は心優しき聖女のような側室役。
悪女を演じる沢尻エリカは、はまり役なんですがちょっと物足りない感じでした。
大奥第一シリーズの浅野ゆう子さんや、大奥第一章の松下由樹さんの凄みがない感じの、堂々とした悪女だったんです。
浅野ゆう子さんとかが「怖い」と感じるのは、表向きは礼儀正しく品行方正。あくまでも「徳川の世と、天下泰平のため」と、女一人ひとりの人生を確実に葬っていくやり口が、巧妙で恐ろしかったんですよ。
でも沢尻さんは堂々と悪事を働いていくので、巧妙で闇に葬られる怖さがなく、単に怖い。
ジャイアンが怖いっていう「怖い」と同種の怖さが沢尻さんの「怖さ」なんですよね。ちょっと大奥にそぐわない怖さだったなと感じました。
が、沢尻さんの見た目のきれいさで、十分に楽しめる前項編でした。後編は沢尻さんが聖女役なので、もう、物足りなさ満載でした笑。
- 放映年:2016年1月22、29日
- 放送局:フジテレビ
- 主演役者:沢尻エリカ
- 脚本:浅野妙子
- 主題歌:BoA「Make me complete」
1位:オスマン帝国外伝【2020】★★★★★
- こわい度 (5 / 5)
歴史学べる度 (5 / 5)
キャスト (5 / 5) - 100/100点
16世紀のヨーロッパ東南部の「オスマン帝国」の歴史の中でも、最も栄えたスレイマン一世が皇帝の時代の物語。スレイマンに献上されたロシアの奴隷のロクサーヌは、家族を殺され味方もいないオスマン帝国の後宮の中で、スレイマンの愛だけを頼りに権力の階段をのし上がっていきます。
「ヒュッレム」と名付けられたロシアの奴隷は、皇子を何人も産んで、後宮での地位を盤石なものにし、やがてヨーロッパ全土で「魔女」と呼ばれるほどの偉人へと成長します。
管理人がハマりにハマったオスマン帝国外伝は、トルコのお話です。
奴隷の娘が健気に尽くして側室になるところも面白かったし、他の側女たちと争いを繰り広げるところもリアル。更には皇帝の実母にまでにらまれて、何度も何度も命を狙われるも、強運と頭の良さで窮地を切り抜けます。
長いオスマン帝国の歴史の中で、初めて政治的介入をしたとして、史実でも語り継がれている人物。
一つのシーズンで90話ほどある、超絶長いドラマですが、飽きることなく一気見したい魅力で溢れています。2020年、オスマン帝国外伝がシーズン4でラストを迎えた時、管理人は初めて…生まれて初めて本気で「ロス」を経験し、その後しばらく何のドラマを見ても面白くなかった…。
超絶面白いので、日本の大奥が好きな方にはぜひ見ていただきたいと思います。
- 放映年:2017年(シーズン1)~2020年(シーズン4)
- 放送局:チャンネル銀河
- 主演役者:ハリエット・エルゲンチュ、メルイェム・ウゼルリ、セリム・バイラクタル
オスマン帝国外伝のあらすじネタバレや、キャスト情報はこちらのサイトにまとめてありますので、興味ある方はご覧くださいね。
大奥のドラマ、海外の反応は?
1位に挙げたオスマン帝国外伝は、世界何百か国でも放送されており、全視聴者数は8億人と言われています。
シーズン4までの放送をあわせるともっと行くんじゃないかな。
これはつまり、「海外の人も大奥のドロドロドラマ、大好き」ってことですね(笑)
私と趣味が合いそうです。
さいごに
戦国時代から続く江戸時代の治世。徳川の歴代将軍のストーリーは何度もNHKとかで放映されていて、わたしたちの目に入る機会も多いですよね。けど、どの逸話も多くは男目線のストーリー。
大奥という女の園に閉じ込められた女性に焦点を当てた話は多くはありませんでした。
けど最近は違います。
女のドロドロを描き切っています。
大奥シリーズがあまりの怖さ・ドロドロさに、大ヒットww
別記事にまとめた「ドロドロ系ドラマのランキング26選」にもあまりにも多くランクインしちゃったので、ついつい別記事に立ち上げてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
感動も踏まえるなら、逆転大奥の有功と家光編がおすすめ。
背筋凍る女性の戦いが見たい方はぜひ、お楽しみください!