
こないだ13の理由って海外ドラマをみて、「イジメって多方面からみないとわからないな」と実感した管理人です、こんにちは!
イジメを苦に自殺した女生徒の、もっとも近くにいたかのように見えた主人公少年でさえ、彼女がいじめに悩んでいることを知らなかった。
これってすごくリアルじゃないですか?
同じ学校という場にいても、その空気を読み取ることができなければ、親とか先生にわかるわけがない。
生徒間でもたれる「イジメ」の空気。
集団で少しずつ痛めつけ、削り取られる主人公の心。
リアルにイジメを感じることで、わたしたち大人も「イジメ」を解消する糸口を見つけ出せるのではないでしょうか?
主に日本ドラマで、イジメドラマを9選紹介するので、興味のある方は是非ご覧ください!
特にSNSを使ったいじめドラマが最近多く、「いじめの現代の姿」として親御さんたちにもわかりやすく描かれています。
今回紹介するドラマの多くは「FODプレミアム」で独占配信されています。月額888円で、ファッション誌やマンガの読み放題枠も多いので、無料期間だけでも試してみてください♪
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9位:小公女セイラ

「え?セイラって、昔アニメでやってたあれ?」
と記憶にある方もいらっしゃるでしょう。
そうそう、あのセイラです。
アレがまさかの日本ドラマでリメイクされたバージョン(笑)。
主演は志田未来ちゃんです。
内容はドラマとほぼ一緒。
裕福な父親のもと、何不自由なく育ったセイラは、寄宿学校でも優等生。
なのに、旅先での父の訃報から一転。転落人生を歩み始めます。
教育費を回収できなくなった寄宿学校の経営者は「おなさけで」セイラを学校生徒のメイドに格下げ。
部屋も急に屋根裏的になったりします。
今までセイラに引け目を感じてきた他の生徒からのイジメにひたむきに耐える姿が、「身を落としても育ちがいい」って感じられて好感度UP。
そう、卑屈にならないんですよね、セイラが。
ドラマだけのオリジナルキャラも出てるし、「このキャラ、アニメのあのキャラだな」と照らし合わせてみるのも楽しい笑。
アニメや絵本のセイラが好きだった方は、日本バージョンもぜひお楽しみを。
- タイトル:小公女セイラ
- 放送年月日:2009年10月17日~12月19日
- 放送局:TBS
- 主演、助演:志田未来、林遣都、田辺誠一、小島藤子
- 原作:フランシス・ホジソン・バーネット
- 脚本:岡田惠和
- 演出:金子文紀、吉田秋生、中井芳彦
- 公式サイト:https://www.tbs.co.jp/seira2009/
※最新の動画配信サービス内容は、常に入れ替わっております。当サイトは確実に配信動画を把握しておらず、記事作成時の記録であるため、登録前にご自身で、必ず確認くださるよう、お願いいたします!
8位:GTO!
元暴走族のリーダーだった鬼塚先生が、ひょんなことから高校教師になるという学園コメディードラマです。

「学園ドラマランキング」にもランクイン♪
2012年・2014年にリメイクされましたが、1998年の反町さんの元祖主人公のものが一番高評価でした♪
今見ても完成度高めで十分楽しめますよ!
学校内の様々な問題を、もと暴走族上がりの変な教師が体当たりで解決していく熱血系ドラマ。
もちろんいじめも大きな題材として取りざたされています。
若き日の小栗旬さんとか見られて、生徒が粒ぞろいなのも見どころです(笑)
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- タイトル:GTO!
- 放映年:1998年
- 放送局:関西テレビ(フジテレビ系列)
- 主演役者:反町隆史、松嶋奈々子
- 脚本:遊川和彦
- 主題歌:反町隆史「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」
- 平均視聴率:28.5%
7位:泣かないと決めた日
学園ではなく、現代日本の「企業」が舞台の壮絶イジメドラマです。
榮倉さんが主演で、ネットイジメや無視や仕事の押し付けなど、ありとあらゆるイジメを受けつづけ、耐え抜くドラマ。
「イジメじゃなく、普通にありそう…」と思えるのも怖いところ。
ブラック企業じゃ、普通にありそうな気がして怖いんですよね^^;
そう、会社という箱の中の倫理観って、上司がぶっ壊れてると社員もぶっ壊れてます。
学校と違って「行かなきゃ生活できない」という背水の陣だからこそ、イジメられるとわかってる現場に足を運ぶために、強い精神力を要します。
- タイトル:泣かないと決めた日
- 放送年月日:2010年1月26日、3月16日
- 放送局:フジテレビ、共同テレビ
- 主演、助演:榮倉奈々、藤木直人、要潤、杏
- 脚本:渡辺千穂
- 演出:石川淳一
- 公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/nakanai/
泣かないと決めた日が配信されてる動画サイトが、残念ながら見つかりませんでした。
めんどうですが宅配レンタルを利用してみるといいですよ。
6位:わたしたちの教科書
「13の理由」同様に、主人公の自殺後からいじめ解明に向けての、イジメ&リーガルドラマです。
菅野美穂さん演じる主人公は弁護士で、学園に眠るイジメの実態を暴こうと乗り出します。
表に出にくいイジメの実態を、深く掘り下げて追求した内容。
リーガルドラマというよりは、やっぱりイジメドラマ。
終始重苦しい空気の中、目をそらしてはいけない!と思う子供たちの抱える闇が浮き彫りになります。
主演よりも、若き日の谷村美月さんの雰囲気と演技に目を奪われました!
- タイトル:わたしたちの教科書
- 放送年月日:2007年4月12日~6月28日
- 放送局:フジテレビ
- 主演、助演:菅野美穂、谷原章介、伊藤淳史、志田未来、谷村美月
- 脚本:坂元裕二
- 公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kyoukasho/backnumber/507000003-1.html
5位:家なき子

現在はアラフォーで人気タレントの安達祐実さんの出世作「家なき子」。
子役ながらに見るものの目を引きつける素晴らしい演技力で、日本中が釘付けになったドラマでもあり余した。
レトロな昭和っぽい昼ドラ感が、かえって臨場感を増し、「いじめドラマ」「ドロドロドラマ」の代名詞になるほど。
>>ドロドロドラマランキング26選!落ちていく先に救いなし…にもランクイン!
小学校や中学校でのイジメはもちろんアリアリなのだけど、主演の安達祐実ちゃんのたくましさで「それしきのこと」と、ほとんど気に病まず。
それ以上に凄まじい、社会全体からの貧困層に対する偏見やイジメが浮き彫りになって、まさに目が覚めてから寝るまでいじめ抜かれる極悪環境。
安達祐実ちゃんが本当にへこたれずに立ち向かっていくので、勇気をもらえるドラマでもあります!
シリーズ3まであるから、続編もお楽しみください。
- 放映年:1994年4月16日~7月2日
- 放送局:日本テレビ
- 主演役者:安達祐実
- 脚本:高月真哉、いとう斗士八
- 主題歌:中島みゆき「空と君のあいだに」
- 平均視聴率:24.7%
4位:明日ママがいない
たった一人の肉親である母が事件を起こしたために、児童保護施設に預けられることになった真希が主人公です。
そこには「赤ちゃんポスト」に入れられていたニックネーム「ポスト」がボスとして君臨していました。
真希はポスト率いる孤児院のメンバーたちからのいやがらせを経て、自分がママに捨てられたのだと悟っていきます。
ポストを演じるのは天才子役と言われた芦田愛菜ちゃん。
「どちらが主役かな?」とわからなくなる圧倒的存在感でした。

「赤ちゃんポスト」は差別用語として問題視されている言葉ですが、作品の言葉をそのまま引用しておりますことをご了承ください。
- 放映年:2014年1月~
- 放送局:日本テレビ系列
- 主演役者:芦田愛菜、鈴木梨央
- 脚本:野島伸司
- 主題歌:コトリンゴ「誰か私を」
- 平均視聴率:12.8%
3位:3年A組~今から皆さんは、人質です。
一度読んでみたかったシナリオでもあり、見逃したドラマでもある「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」こんなに面白いのかと。https://t.co/Jkv3p31hH7 pic.twitter.com/tZdsP3Ecj8
— 花野純子 JunkoHanano (@hananojtheater) March 9, 2022
2019年に放送された「現代のいじめ」を赤裸々に描いた問題作です。
自殺したクラスメイトの死の真相に、クラス全員で立ち向かわせる不気味な教師を菅田将暉さんが熱演。
「なぜ彼女は死んだのか?」
「誰が彼女を追い詰めたのか?」
「いじめはあったのか?」
全ての謎が、ドラマ終盤にはすっきりと回収される、ドラマ構成も見事でした!
このいじめドラマランキング1位と酷似したテーマで、SNSのある社会で育つ子どもたちやその親は必見です。
不気味な謎解きサスペンス的要素もあり、痛快なアクションシーンもありで、お腹いっぱいのドラマでした。
1巡みたあとに、ゆっくりともう一度見たくなる名作です。
- 放映年:2019年1月~
- 放送局:日本テレビ
- 主演役者:菅田将暉、永野芽郁
- 脚本:武藤将吾
- 主題歌:ザ・クロマニヨンズ「生きる」
- 平均視聴率:11.5%
学園ドラマランキングにもランクインしました♪
2位:ライフ~壮絶なイジメと闘う少女の物語~
漫画原作の壮絶イジメドラマ。
放送された時代背景を反映した、「今の学校事情」を浮き彫りにし、社会的に物議をかもした問題作でもありました。
主演は若き日の北乃きいちゃんで、いじめられ当初の気の弱い女子高生から、イジメに徹底的に闘う強烈な強さを見に付けていくまでの流れが、人間的で無理なく演じていて、「がんばれー!!」と声高く応援しちゃいたくなる場面も多数。
この作品は、イジメ主犯格の愛美に対しても、ちょっと感情移入できちゃうところが見どころ。
イジメ主犯格だからといって、何でももっている女王様ってわけでもなく、その権力がくつがえされたらあっという間に「いじめられキャラ」に転落する恐ろしさも描かれています。
「学校」という集団社会の空気に流されて起こるいじめの、本当の「犯人」を挙げるのが難しい…と考えさせられる内容でもありました。
- タイトル:ライフ
- 放送年月日:2007年6月30日~9月15日
- 放送局:フジテレビ
- 主演、助演:北乃きい、福田沙紀
- 脚本:根津理香
- 演出:谷村政樹、加藤裕将
- 公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/life/
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1位:13の理由
こちらも壮絶学園イジメドラマ。
しかも主人公ハンナがイジメを苦に自殺した後から、ストーリーが始まるのが切ないところ。
ハンナの残した「私が自殺する13の理由」と題するテープが、同級生の間で回り始めます。
ハンナに恋していたクレイという少年は、ハンナの過去の回想に囚われて、彼女が自殺した理由を探っていく…そんなストーリーです。
ハンナを死に追いやった原因を、少しずつ仲間が分散して持っていたことから、やっぱりイジメの「主犯」が割り出しにくく、ぶつけどころのない怒りに身を任せるクレイの演技も見もの。
また、高校生のいじめということで、過激な陵辱シーンも映し出されることから、作品が始まる前には必ず警告文が表示されるのも、緊張感を高めます。
2018年に放送された「13の理由~シーズン2」では、主にハンナの母親が主役となって、娘をいじめた同級生をことごとく裁判に引っ張り出して、真実を追究する苦悩の姿が描かれます。
ハンナの視点から書かれたシーズン1に比べて、多方面から「ハンナへのイジメ」をみることで、イジメが本当にわかりにくく、他者に気がつきにくいという実態もリアルに感じることができるんですよ。
アメリカのティーンズで見てないものはいないとまで言われる、リアリティ溢れるイジメドラマ「13の理由」は、ネットフリックスだけの独占配信です。
- タイトル:13の理由
- 放送年月日:2017年3月~
- 放送局:ネットフリックス
- 主演、助演:キャサリン・ラングフォード、ディランミネット
- 脚本:ブライアン・ヨーキー
- おすすめレビューサイト:https://zspot.info/category/13reasons/
いじめドラマランキング!まとめ
昔の日本はジャイアンみたいな奴がいて、わかりやすいイジメをしていた。今の日本はネット社会で、一見誠実で真面目に見える生徒がイジメをしている可能性があり、陰湿化している。
そんな風に言う人もいますよね。
けど、アラフォーの私の小学校中学校時代を思い出しても、いじめは確かにあったし、首謀者といじめられる子の存在は、クラスでも浮き彫りだったにも関わらず、多くの「その他」の子供にとっては無関心の対象でした。
イジメ主犯として直接手を下す子はもちろんだけど、その「無関心の多くの子供」が、しばしばいじめ対象者を追い詰めているのでは?
自分に火の粉がかからなければ無関心だった学生時代を思い返し、「無関心」の恐ろしさを、今頃になって痛感している私です。
こうした糸口から、細くてもイジメの実態を探り、少なくとも近辺で起きている子供のイジメに対して、何らかの手段をこうじることができるのでは?
なんて考えてますが、甘いかな。
我が子のどちらかがいじめられたとしても、私は相手方の親と学校に文句言ってから、転校かな…と考えちゃいます。
解決の糸口なんてあるんでしょうかね。
いざというときに、我が子のために何ができるか。全ての親が真摯に考えることで、いじめは少しだけ、減るような気がします。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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